最近、やっと日経平均先物でコンスタントに勝てるようになってきました。
参院選後の大暴落、実は前日から売りを持ち越していて、大変にいい思いをしました。
ザラ場で値を戻しましたが、寄りで全てを利食いしていたので、美味しいところを全部ゲットです。
…とはいえこういう大勝ちがあるということは、そのうち大負けもあるということ。
厳格な仕掛けや損切りのルールがなくては、精度の高い予想法があっても勝つことは出来ません。必勝法や予想法とは、要するに「予想を利用して勝つためのメソッド」。
つまり、トレーディングシステムのことだと言えるでしょう。
ではどうやったらシステムトレードが出来るのか。
システムトレードとは「仕掛け(セットアップ)」「損切り(ロスカット)」「手仕舞い(イグジット)」のルールを、「資金管理(マネーマネジメント)」方針を厳守しつつ運用することです。
といってもDealingRoomやOmegaChartを使って、本格的にプログラム&検証が出来るなんて人は、ほんの一握りだけでしょう。普通の人はRSIやボリンジャーバンドの計算式も解りませんし(私も本を読んだから知っているだけです)、そもそもボリンジャーバンドの利用法を知っている人も希でしょう。ましてや、それをどうシステム化するのか。検証はどうするのか…頭が痛いですね。
そこで、まずは皆さんの中で、「損切り」のルールだけを明文化して、厳格に管理するなり、仮想売買をしてみてはいかがでしょうか。
損切りのルールを明文化するだけでも、成績は相当に良くなると思います。
私みたいな凡人が「効いた」と感じているのですから、騙されたと思ってやってみてください。
次回は破産確率という観点から、超簡単なマネーマネジメント戦略について書いてみたいと思います。
そのうち、私自身の学問と筆が進めば、自分が構築中のトレーディングシステムについてもご紹介します。
書いた人 田中 : 2007年08月06日 21:58
このエントリーのトラックバックURLは:
http://www.fortunetelling.jp/blog/mt-tb.cgi/355
です。