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デイトレードやスイングトレードを重ねていくと、前場の寄りつきで勝負をかけることが多くなっていくと思います。そこで大事なのが、明日の(きょう開帳後の)日経平均株価がどうなるか、今の日経平均の地合が「上げ相場なのか、下げ相場なのか」ということ。
地合い(相場のムード)が悪ければ、いわゆる「寄り天井」といって、寄り付きで高値を掴んだものの後場で下落…という危険性があります。逆に地合が良ければ、寄りで高く掴んでも、続けて後場で上昇するかもしれません。
以上のように、日経平均株価(相場)のムードや動きを予測することがとても大切です。そのための術がいくつかありますので、簡単なものからお伝えします。まずは、「明日」を具体的に予想する方法です。
■テレビなどの情報
早朝、テレビの株式番組などで、日経平均株価の見通しを知ることが出来ます。ただ、これは予想レンジが広いためあまり役に立ちません。ただし、マーケット関係者が強気か弱気か、何か材料が出ているかを知ることが出来ますので、予想の助けになります。
■ネット証券会社のレポート
マネックス証券などでは、朝会メモといって開帳前に直前レポートを読むことが出来ます。日経平均株価の動向をつかむには、まず雰囲気を知ることが大事ですね。
■海外相場
日経平均株価は、アメリカのダウ平均の影響を受けることが多くあります。ダウが大幅安で引けた日などは、当然日経平均株価にも悪影響が伝わると見るべきです。また、新興市場やハイテク株などは、ダウよりもナスダックの株価指数などが大きく影響します。これらの準リアルタイム・データ(20分遅れ)は、米国版のYahoo!ファイナンスから簡単に取得することが出来ます。
■海外の日経平均株価先物市場(CME225先物)
日経平均株価自体の騰落に賭ける「日経平均先物」というバクチがあります。このバクチは海外でも行われており、その主な市場がCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)です。この取引状況はそのまま次の日の日経平均株価と連動することが多く、とても良い指標となります。日経平均株価が大幅下落、しかしCMEでは反騰…といった流れになっている際は、次の日の日経平均株価は反騰することが実際に多いと思います。CMEの日経平均株価225先物は常にマークしてください。
■外国証券(外国人)の売り越し・買い越し
本音を話すと、日本人は外国証券(人)のカモにされていると思います。その外国人が身銭を切って勝負している指標である「売り越し・買い越し」は、日経平均株価の(1日の)トレンドを読む上で織り込んだ方がよい情報でしょう。ただし、過信は禁物です。これは一部の情報サイトや、テレビ東京系で放送されているオープニングベル(朝9時~)で知ることができます。
■お昼のバスケット取引(市場街取引)
東証の休み時間に市場外取引(バスケット取引)が行われますが、ここの大勢は後場のトレンドを読むのに重要です。売り越しの場合は日経平均株価も大きく下がり、買い越しの場合は日経平均株価も上がる、といった流れが最近顕著なように思います。
※後ほど、日経平均株価が短期的・中期的に上げトレンドなのか、下げトレンドなのかを予測する方法も書きたいと思います。
書いた人 田中 : 2006年01月31日 01:59
日経平均株価他の予測サイトです。
書いた人 予言者 : 2009年06月08日 23:15
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