最近「紫微斗数古訣今鑑」(進源書局・張宏輔老師著)という、台湾の紫微斗数本を読んでおります(*゜ω゜)ノ
色々と盛りだくさんな本なのですが、中でも目を引くのが格局の説明。とにかく雑多?な格局まで、細かい説明が盛りだくさんです。
格局、日本書ではあまり触れられない部分ですよね。
私もそれほど気にしていなかったのですが、紫微斗数全書内の「骨髄賦」にも「在天則運用無常、在人則命在格局。先明格局、次看悪星」といきなり文頭にあったりで、まず格局でその命の傾向を掴むのが大事なんだよ~ということなのかもしれません。
というわけで、「紫微斗数古訣今鑑」の宣伝も兼ねて、面白そう(?)な格局をポチポチ紹介していこうと思います。
1)九流術士格
ホンマにこんなもんあるんかいな!というネーミングですが、成立要件は以下の通り。
「文曲が官禄宮もしくは身宮にあり、太陰と同宮していること」
うーんかなりクリティカルですね。五術に対する好奇心を持ち、仕事としても、趣味としても関わりやすい、といったところのようです。しかし「九流」とはそもそも何なのか、上九流と下九流に分けて「紫微斗数古訣今鑑」(p.121)では触れられています。
なお「太微賦」では「空劫羊鈴、定作九流術士」とあり、命宮に空劫羊鈴がある奴は同じ傾向だよ、という解釈のようです。
ではまた次回…w
2009年03月20日
書いた人 田中 :
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です。
九流術士格・・・ですか。
紫微斗数全書をちらっと見てみたんですが、見つけることはできませんでした。
紫微斗数は、かなりの数の格局あるので、どれが本当に事象として現れるか・・・
やっぱり、代表的なところで良いような気もします。
鮑 黎明先生の紫微斗数精義は、格局をよく調べなさいとの立場だったと思います。
検証してみたくはあるのですが、全部やるのは無理ですね(笑
書いた人 天火同人 : 2009年03月22日 18:14
「格局が成立すると特別に○○を○○として見、○○を恐れず…」
みたいな重々しい話ではなくて、
「○○格の人はこんな人ですよーん」
「ね、格があると命宮を判断するのが簡単っしょ! なんてったって書いてあるし!」
とか、そんな感じの利用法が正しいのかな、なんて思っております。
だから雑格(?)がやたらと出来たと考えれば、ある程度は合点がいくのですが…笑
書いた人 田中 : 2009年03月22日 22:15
メッセージをどうぞ。