不妊と不妊治療について、日経に興味深い記事がありましたので、ちょっとまとめてみます。
鑑定の実務で、家族計画について相談を受ける方もいると思いますので、ご参考になればと思います。
まず、一般的にカップルの10組に1組は不妊なんだだそうです。
そもそも、こんなに多いとは思いませんでした。びっくりですね。
が、さらに驚くことに、不妊治療を受けて妊娠できる率と いうのが、24歳までの若い女性でも29.8%しかなく、35歳を過ぎると19.1%、40歳を超えると6%と、年を重ねるごとにガクンと落ちるのだとか。 不妊治療というのは苦しいものだと聞きますが、成功率が6%というのは厳しいですね…。
以前「35歳を越えて独身の女性が一生結婚しない確率は…」 という記事を書きましたが、これと併せると、シングルマザーにすらなれない 「一生ひとり率」がはじき出されるわけで、計算すると末恐ろしいものがあります。少子化という点でも、我々毒男・毒女の老後という観点でも…
ちなみに、世代別の不妊率を転記すると
29歳迄不妊率 8.9%
34歳迄不妊率 14.6%
39歳迄不妊率 21.9%
44歳迄不妊率 28.7%
と、圧倒的に30代から上がハイリスクになります。
この加重平均を求めると、妊娠成功率がガクンと減るのが37歳前後だそうです。
○○歳までに○人の子供が欲しい!とクライアントさんに言われた方は、占う前に、まずこれを説明してみてはいかがでしょうか。
2006年11月24日
書いた人 田中 :
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